NPO法人 こどもグリーフサポートふくおか
2015/10/23 活動報告
10月18日に1周年記念講演会「大切な人を亡くした子どもたちとともに」を開催しました。県内外から多くの方にご参加頂きました。ご参加いただきました皆様、そしてこの講演会をご支援・応援してくださった皆様、ありがとうございました(^^)
講演では、まずグリふくから代表理事の田口が日々の活動についてご報告いたしました。
「たいせつな人をなくした子どものつどい」はグリふく立ち上げ準備のころ(2013年)から数えると30回開催し、延136名の子どもたちとグリーフの時間をともに過ごしてきました。…
ただただ子どもたちが安心してグリーフを表現できる安全な場を創る、という思いでこの30回を続けてきました。
そして、1周年記念講演では、グリふくにこの活動をするうえで多くの大切なことを教えてくださった西田正弘さんに基調講演をお願いしました。西田さんは、子どもの頃に父を亡くし家族の死と共に生きてきた自分(子どもとしての自分)について、そしてこれまでに出会ってきたグリーフの中にある多くの子どもたちに教えてもらったことについて、会場の皆さんとシェアしてくださいました。今回は、パワーポイントは使わずに、紙芝居のような形でこれまで感じて来られたキーワードを提示しながらお話頂きました。ご講演を通して、西田さんがこの30年家族の死と共に生きる子ども一人一人と丁寧に真摯に向き合って来られたことを感じる時間でした。
写真は西日本新聞の記者さんの記事(10月19日朝刊)です。