NPO法人 こどもグリーフサポートふくおか

本ホームページは、第27回エフコープふくし助成金により作成しました

NPO法人 こどもグリーフサポートふくおか

こどもグリーフサポートふくおかとは

私たちの想い

NPO法人こどもグリーフサポートふくおか(通称:グリふく)は、死別により大切な人を亡くした子どもたちをサポートする場を創りたいという想いから、活動を開始しました。

子どもたちは、病気、事故、自死、犯罪、災害などで親、きょうだい、祖父母、友達など大切な人を亡くすことがあります。このような体験により、子どもはグリーフを抱えます。

グリーフを抱えている時、同じように大切な人を亡くした子どもが集い、遊びや会話を通して自分の気持ちを表現することは、子どもたちが成長する中で家族の死を受け止め自分の歩みを作っていく上での助けになります。そして、子どもたちは自分なりの方法でグリーフと共に生きて行く力を持っています。

私たちは、活動の中で出会う子どもの表現(遊びや会話)を“グリーフワーク”と考え、子どもがグリーフを表現し・共有しやすくなる場所(ピア・サポートの場)を創る活動を行っています。

死別を体験した者同士がつどい、そのグリーフを遊びや会話の中で表現しお互いにシェアするピア(仲間同士の)サポートは、グリーフワークにとってとても大事です。私たちは、子どもが安心して自分のグリーフに触れ、表現し、シェアできる安全な空間創りを大事にしています。

しかし、大切な人を亡くした子どもたちへの理解はまだ十分に得られておらず、グリーフサポートの場所はあまりないのが現状です。そのため、子どものグリーフについての理解を広め、活動を継続していくため、グリふくへのご理解、ご支援をお願いいたします。

NPO法人 こどもグリーフサポートふくおか 代表理事

※こどもグリーフサポートふくおか・リーフレット

ダウンロードはコチラをクリックしてください【リーフレット(こどもグリーフサポートふくおか)】 

 

グリーフとは? -子どものグリーフについて-

大切な人やものをなくしたとき、こころやからだ、行動など様々な変化や反応を経験します。このことをグリーフといいます。

例えば大切な人と死別したとき、

  • こころの反応:悲しい、落ち込み、不安、恐怖、自分を責める、怒り、会いたい思い  など
  • からだの反応:食欲がない、眠れない、からだがだるい、病気になりやすい など
  • 行動面での反応:やる気が出ない、落ち着かない、元気に過ごす、涙が出る、引きこもる など

いろいろな反応がその人自身に起こってきます。これは、みな同じように起こるのではなく、その人のそれまでの人生や亡くなった人との関係など、様々なものが絡み合い、一人一人違った形で起こってきます。グリーフは個別性が高く、これが正解というのはないのです。グリーフは、時間経過とともに無くなったり、乗り越えたりするものでもなく、形を変えつつその人の中にずっとあり続けます。

そして、グリーフは大人だけでなく、大切な人を亡くした子どもたちも同じように経験します。しかし、大人とはその表現の仕方が違っています。

大人とは違った特徴として

  • グリーフを言葉で伝えることが難しいことがある
  • 行動や遊び、からだを通して表現することが多い
  • 年齢によって死の理解が異なってくる
  • 現実よりももっと悪く考えてしまう
  • 自分自身の将来や環境への不安を感じる

などがあります。

法人概要、活動履歴

法人概要

法人名 NPO法人 こどもグリーフサポートふくおか
設立 2014(平成26)年10月
代表理事 桂城愛(保育士)
理事 白石恵子(九州がんセンター 臨床心理士/NPO法人にこスマ九州 代表理事)・豊田了一(社会福祉士)
監事 秋田寛子
プログラム運営 市民ボランティア ※当法人でトレーニングを受けた一般市民
活動概要 (1) グリーフサポートプログラムの運営
・大切な人を亡くした子どもや若者のつどい
・アウトリーチ・グリーフサポート:他団体の遺族会での子どものつどい開催
(2) 大切な人を亡くした子どものグリーフサポートに関する人材育成
・大切な人を亡くした子どもに寄り添うファシリテーター養成講座
・ファシリテーター研修
(3) 大切な人をなくした子ども・若者のグリーフサポートに関する普及・啓発
・講演会、研修会の開催
・講師派遣
(4) 大切な人をなくした子ども・若者のグリーフサポートに関する相談
(5) 大切な人をなくした子ども・若者のグリーフサポートに関する調査・研究事業

活動履歴

時期 内容
2013(平成25)年3月子どものグリーフサポート実行委員会として活動を開始
2013(平成25)年6月子どものグリーフサポート講演会IN福岡 開催 参加者約80名
2013(平成25)年7月ファシリテーター養成講座 開催
2013(平成25)年8月第1回「たいせつな人をなくした子どものつどい」開催(2013年度 計3回開催)
2014(平成26)年2月講演会「死別を体験した子どもにどう寄り添うか 〜支援になること・ならないこと〜」開催ファシリテーター養成講座を福岡市、北九州市にて開催
2014(平成26)年3月Kids Hurt Too Hawaii 研修 (子どものためのグリーフファシリテーションとメンター・トレーニング)参加
2014(平成26)年4月NPO法人化を目指し“こどもグリーフサポートふくおか”と名称を変更「たいせつな人をなくした子どものつどい 福岡会場」開催を開始(毎月第2土曜日)
2014(平成26)年6月「たいせつな人をなくした子どものつどい 北九州会場」開催を開始(偶数月)設立記念総会 開催NPO法人設立認証申請
2014(平成26)年7月こどもグリーフサポートふくおか設立記念講演会 「大切な人をなくした子どもたち」開催参加者約150名
2014(平成26)年10月NPO法人こどもグリーフサポートふくおか 設立

関連機関リンク

当団体の関連機関のリンク集です。

福岡県内遺族支援・関係団体

九州内遺族支援関係

全国グリーフサポート・子ども支援関係

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