NPO法人 こどもグリーフサポートふくおか

本ホームページは、第27回エフコープふくし助成金により作成しました

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グリーフサポート通信:「グリーフ」ってなぁに?(子どものグリーフについて)

 

子どものグリーフについて】

大切な人やものをなくしたとき、こころやからだ、行動など様々な変化や反応を経験します。

このことをグリーフといいます。

例えば大切な人と死別したとき、

  • こころの反応:悲しい、落ち込み、不安、恐怖、自分を責める、怒り、会いたい思い …など
  • からだの反応:食欲がない、眠れない、からだがだるい、病気になりやすい …など
  • 行動面での反応:やる気が出ない、落ち着かない、元気に過ごす、涙が出る、引きこもる など

いろいろな反応がその人自身に起こってきます。これは、みな同じように起こるのではなく、その人のそれまでの人生や亡くなった人との関係など、様々なものが絡み合い、一人一人違った形で起こってきます。グリーフは個別性が高く、これが正解というのはないのです。グリーフは、時間経過とともに無くなったり、乗り越えたりするものでもなく、形を変えつつその人の中にずっとあり続けます。

そして、グリーフは大人だけでなく、大切な人を亡くした子どもたちも同じように経験します。しかし、大人とはその表現の仕方が違っています。

*大人とは違った特徴として

  • グリーフを言葉で伝えることが難しいことがある
  • 行動や遊び、からだを通して表現することが多い
  • 年齢によって死の理解が異なってくる
  • 現実よりももっと悪く考えてしまう
  • 自分自身の将来や環境への不安を感じる

…などがあります。

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